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劔岳チンネ左稜線

nakayamasnowstatio

2024.9.4~9.6

メンバー:tobu、会員外A君、Nさん


2年前に今回のメンバーで計画、天候と体調不良で延期になりやっと実現するとこになる。

テン泊装備、登攀具、2泊3日分の水を担いで時間通りに歩けるかが今回の核心。


9/4

劔岳山頂から主稜線がまあまあいやらしい感じではあったがほぼ時間通りにビバーク地点に到着。早めにシュラフに入り翌日に備える。


9/5

登攀日和り。慎重に池の谷ガリーを下ったり、アイゼンが要らない程度の雪渓をトラバースしたりしながらとりつきへ。


7:00登攀開始。

1~8ピッチ目まではA君がリード(ほぼⅢ~Ⅳ)。


これから行く先を見つめる、A君

1P目、A君リード

9~12ピッチ目のリードはNさんに交代(Ⅲ~Ⅴ)。


9P目、リードNさん

10P目

私は3人分の行動食と飲料と2人分の登山靴を背負いフォローで登ることに。

核心である9ピッチ目、「鼻」と言われる部分は高度感のある垂直からハング、そして凹角となかなか難しいパートが続く。



11P目

12P目、もう少しでチンネ頂上

平日なので私達パーティーだけかと思っていたら後続に二人組が見えてくる。左稜線は国内でも有数の大人気ルートなのでシーズン中は人の列が絶えないらしい。


振り返ると池の平小屋や仙人池ヒュッテも見える。最後は気持ちの良いリッジを越え12:50頃チンネ頂上へ。

振り返ると見える池の平小屋や仙人池ヒュッテ

頂上からテン場へ戻るのも時間がかかりそうなので登頂を味わう事もなく直ぐに下山開始。2回の懸垂下降と数十mのガレ場と微妙にいやらしい岩壁を登りテン場に到着。荷物を片付け3日目が楽になるようテン場を移動。



9/6

ご来光を眺め朝食後下山開始。

剣沢でA君と別れNさんと2人、今回の山行の余韻に浸りながら室堂へ向かう。


3日目早朝、朝焼けと雲海、手前に八ツ峰

スピードが遅く進路が読めない台風10号の影響で日程調整が難しかったが無事に終えることが出来、また他のルートも登りに来たいと思えた山行となった。


記:Tobu

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